こんにちは、わぁちゃんです。
5人に1人がHSPだと言われていますが、逆に言うと5人に4人はHSPではないということ。
HSPの方がすくないので、人と違うと感じてしまい生きづらさを感じることもありますよね。
HSPは生まれつきもった気質ですが、わたしは幼い頃今よりも人と違うことに敏感でした。
社会人になった今は、HSPの生きづらさって大人も子供も大まかな原因って同じで、人間関係や他人の目が気になって行動できないなどなのかなと感じています。
今回は、HSPの私が生きやすくなるために行っている考え方について紹介していきます。
HSPが生きやすくなるための10つの考え方
HSPの中には生きづらさを感じている人が多いと思います。
私も幼少期から漠然と生きづらさを感じていて大人になった今も変わりませんが、そもそもそれは自分がHSPだとわかる前の話。
生きづらさの原因がHSPだからだとわかってからは、自分にとってどうしたらもっと都合よく生きられるかを考え、行動して徐々に生きづらさを感じなくなりました。
- 自分がHSPであることを受け入れる
- 非HSPとの差に左右されない
- 自分の気持ちや考えに蓋をしすぎない
- 相手を大切にするのと同じくらい自分も大切にする
- 依存・干渉をしない
- 合う場所を自分で探す努力をする
- 完璧であろうとしない
- 無理に人と関わらない
- ライフプランを考える
- 逃げ場を作る
自分がHSPであることを受け入れる
周りが非HSPばかりだと、なんで自分だけうまくいかないんだろうと不安になりますよね。
人より繊細なHSPには非HSPにとってどうってことないことでも傷ついたり気にしてしまいます。
生まれ持ったHSPという気質は治すものではないので、HSPであることを受け止めてうまく付き合っていくことに考え方を変えたら気持ちが楽になりました。

非HSPとの差に左右されない
非HSPからしてみたら、なんでそんなに細かいことを気にするのか不思議だと思います。
HSPである自分からしても、どうして細かいことが気になるのか不思議でありません。
ですが、人が気にならないことが気になるというのはある意味長所でもあります。
人の変化に敏感に気づけたり、細かいところまで視野をもてたり。
なので、非HSPと比べて劣っていると考えず『長所が違う』と考えるようにすると、人それぞれ長所も短所も違うのが当たり前なのだから気にしなくてもいいんだと思えました。
自分の気持ちや考えに蓋をしすぎない
HSPはついつい本音を隠してしまいがち。
周りに敏感だからこそ、自分は思っていることではなく相手が求めていることに寄せてしまいます。
本音をいうことで相手を困らせてしまうと思うと建前ばかりを口にしてしまいなかなか本音が言えません。
でも本音が言えなかったモヤモヤってずっと残っているんですよね。
なので、自分1人でなんとかなることはまず自分1人でやってみるようにしています。
例えば写真を撮ることが好きなので仕事にも活用したいけど、なかなか活かせる仕事がなくて不満があったら。
まず写真を撮ってSNSに投稿してフォロワーを集めます。
ある程度フォロワーが集まったらそのSNSをポートフォリオにして、「SNSで実績があるので広報として会社のSNSを担当したい」と社内で提案ができますよね。
会社に属していると会社の方針が全てなので自分の意見が反映されることはなかなかないです。
でも、『私はこれがやりたい!こういうことが好き』という事はあると思います。
会社じゃなくてもできることはまず自分でやってみて、実績をつけてから提案すると自分の熱量だけでなく実績が後押ししてくれるのでより本音が言いやすくなりますよ。
生きづらさを感じてしまう理由に自分の思っていることが言えないことや、自分が望んでいる現状でないことがあると思いますが、その状態を作ってしまったのは自分自身。
自分が望んでいる現状を作るためにも『自分の気持ちや考えに蓋をしないこと』は、必要なのでもっと自分の気持ちに正直になっていいんですよ。
相手を大切にするのと同じくらい自分も大切にする
HSPは敏感で人の変化にも気づくのでついつい他人を優先してしまいがちです。
ですが、自分が心身ともに健康でなければ意味がありません。
苦手な人とずっと一緒にいたり、合わない職場で毎日感情を押し殺したり、相手に合わせてなかなか本音が言えなかったり、そんな毎日だとストレスが溜まってしまいます。
人を大切にできる優しいHSPは相手と同じくらい自分のことも大切にしなければいけません。
他人のことを大切にできる人は他にもいますが、自分のことを大切にできる人は自分だけですよ。
依存・干渉をしない
相手の感情にも敏感なHSPがゆえに、良かれと思って関わりすぎて干渉してしまったり、気の合う人が少ないので気の合う人に依存してしまったりということがあります。
私も学生の時は友人や恋人に依存してしまうタイプで他の人に取られたくない!という気持ちが強かったです。
でも一緒にいてくれる友人や恋人がいることが嬉しい半面、自分の空いている時間は友人や恋人と一緒にいることがほとんどだったので他のことに目を向けられなかったと感じます。
恋人とは別れ、社会人になって友人と会う機会が減ったことであの時なんであんなに依存する必要があったのかと不思議に思います。
友人がいなくて恋人がいなくてもそれなりに幸せを感じられると気づいてから、依存や干渉で得るものって何もなくて、自分の成長も止めてしまうとわかったので今は自分を幸せにするために行動するようになりました。
合う場所を自分で探す努力をする
生きづらさに原因に合わない環境にいるというのもあると思います。
でもそのほとんどは、「仕方ない」と思って諦めてしまっている。
子供の時は親の都合や子供だけだと何をするのも無理なので仕方がなかったですが、大人になってからは自分でいきたいところにいけて、自分の好きな仕事をすることができます。
なのに、せっかく入れた会社だし今やめると他に人に迷惑がかかるから辞められないと自分に言い聞かせて頑張りすぎてしまう。
相手のことを気にしすぎてしまうHSPの優しさですが、ずっとそのままだと自分の幸福度はあがりません。
自分にはもっとあう場所があるはずと思い、現状維持をしながらも合う場所を探す努力は必要です。
私は今27歳で社会人7年目ですが、7年のうちに転職を4回しています。
普通の人ならまずたった7年で4回も転職はしないでしょう。
そして、4回の転職の末、派遣社員でいることにもびっくりされます。
でも正社員で働いていた5年間よりも派遣社員になったこの1年の方が生きやすいと感じています。
確かに安定していないのでこの先働き方を変えるかもしれませんが、自分なりの生きやすさを追い求めた現在の形なので、常識にとらわれず自分の生きやすい環境を作る努力をしてほしいです。

完璧であろうとしない
HSPは細かいことが気になるのでついつい完璧を求めがち。
少し手を抜くと、手を抜いちゃったけど大丈夫かな?と不安になってしまいます。
でも完璧の度合いって人それぞれ違うので8割程度でOKにするとだいぶ気が軽くなりますよ。
人間関係に関してもそうで、完全に自分のことを理解してくれる人はなかなかいないので、自分と仲良くしてくれて8割共感してくれる人といると気が楽です。
10割共感されると気を使われているように感じるので、8割共感2割共感しない人の方が第三者の意見や一般的な考え方がわかって新しい発見もありますし、自分を成長させてくれます。
無理に人と関わらない
HSPは人との距離が近すぎると疲れてしまうので、1人の時間が必須。
1人でいたいときに無理して人と一緒にいたりすると、更にストレスになって回復に時間がかかるので無理して人と一緒にいないように心がけています。


ライフプランを考える
朝起きて仕事に行って帰ってきて寝るという毎日のルーティンをこなしていると、将来どんな暮らしをしているのか不安になりませんか?
子供の時は「大きくなったら何になりたい?」となにかあるたびに聞かれていましたが、大人になってから夢を追う年齢ではないとバカにされます。
でも夢って職業だけじゃないと思います。
なので、これからの自分の叶えたいライフプランを考えるようにしました。
何歳までに結婚したいとか、年収いくら稼ぎたいとか、どこに旅行に行きたいとか、これから叶えたいと思うことすべて夢なんだから、それを目標にすることで生きる理由ができます。
逃げ場を作る
居場所が1つだとそこで過ごしづらくなったらいく場所がありません。
なので、自分で過ごしやすい場所を複数作っておくようにしました。
小学校の時、学校の人間関係がうまくいかなくて私の相談相手になって支えてくれたのは通っていたスイミングスクールの友人でした。
1つの場所でうまくいかなかったときに他の場所が支えになることは子供でも大人でもあるので、会社でうまくいかなかったら近所のカフェでゆっくりする、ヨガやジムに通い体を動かしてリフレッシュする、SNSのフォロワーさんの投稿を見て元気をもらうなど気持ちを整理できる場所を作っておくのがおすすめです。
まとめ
今回はHSPが生きやすくなるための考え方を10つ紹介しました。
人と比べず、長所だと思いHSP受け入れることでもっと生きやすくなるので、自分の気質とうまく付き合っていきましょう。