こんにちは、わぁちゃんです。
昇給もボーナスもない派遣よりも、我慢してでも正社員を続ける方がいいと思っていませんか?
正社員から派遣社員になって1年が過ぎましたが、私も初めは「正社員から派遣社員になるのは損だよなー」と思っていました。
でも実際に1年過ごしてきて、正社員の時に無理をしていたことから解放され、過ごしやすい毎日になりました。
あの時我慢して正社員を続けていたら、お金を稼げても精神的に健康でいられなかったと思います。
派遣社員になってよかったと感じている一方で、派遣は楽だと思って派遣社員になった方は派遣社員になったことを後悔している人が多いように感じています。
今回は、正社員から派遣社員になった際に損しないためのポイントについて紹介します。
- 正社員から派遣社員になることを損だと感じる人の特徴
- 損しないための選び方
- 正社員から派遣社員になって感じること

正社員から派遣社員になることを損だと感じてしまう人の特徴
正社員から派遣社員になると、金銭的にも社会的にも待遇が悪くなります。
昇給やボーナスがないのはもちろんですが、雇用が安定している正社員に比べて派遣社員は安定していないので雇用の安定している人の方が社会的信用はたかいですよね。
正社員と派遣社員の待遇の差を事前に知っていてから行動しないと、「こんなはずじゃなかったのに」と後悔してしまうことに繋がります。
- 正社員と派遣社員の待遇に差があることを理解していない
- 派遣社員は楽な仕事をしてお金がもらえると思っている
- 自分の生活レベルをわかっていない

正社員と派遣社員の待遇に差があることを理解していない
昇給やボーナスなどの金銭的な部分はもちろんですが、基本的に派遣社員の待遇は派遣元に合わせるので派遣登録をしている会社によって異なります。
正社員の時は在籍している会社も働く場所も同じなので会社の意向に沿えばよかったですが、派遣社員の場合、在籍は派遣元(登録している派遣会社)、働く場所は派遣先なので、実際働いている会社の待遇に合わせるのではなく派遣元に合わせるため一緒に働いいている人と待遇の差が出ます。
そこを理解していないと「○○さんはいいのになんで自分はダメなんだ」と不満が募る原因になってしまうので理解しておきましょう。
派遣社員は楽な仕事をしてお金がもらえると思っている
「上司に怒られて、毎日残業してもう疲れた…」と思ってしまう気持ちもわかります。
毎日一生懸命仕事しているのになかなか評価されないとしんどいですよね。
でも、派遣だからって楽なわけではありません。
確かに正社員に比べて責任は自分の行った業務の範囲内でいいし、煩わしい人間関係もないですが、派遣だからこそ肩身が狭い思いもします。
正社員だと順次新卒や中途で入職があり後輩が増えていきますよね。
すると先輩後輩の人間関係を作ったり、中にはプライベートでも仲良くしている同僚もいるでしょう。
ですが、派遣社員は同じ現場で仕事をしていると言えど、他社の人間なので派遣社員にまで仲間意識を持ってくれる派遣先は少ないです。
業務についての質問がしにくい環境の会社だったり、派遣先によって社風が全然違うので会社に慣れていくのが大変だと感じる人もいるでしょう。
自分の生活レベルをわかっていない
派遣の仕事を決める時、時給を基準に決める人がほとんどだと思います。
正社員の時と同じくらいはほしいですよね。
でも、この計算がうまくできていないと後悔してしまう原因になるので注意が必要です。
そもそも、正社員の時と同じ月給がほしいと思った時に基準となる給与って人それぞれ違います。
月20万円正社員で稼いでいたらボーナスないし22万円くらい稼げたらいいなと思うだろうし、月35万円正社員で稼いでいたら月40万円はほしいと思うだろうし。
もし月22万円稼ぎたかったら、1日8時間勤務×20日間と換算して時給1375円以上でないと目標月給は稼げません。
時給1375円以上の求人は探せばあるので、仕事を選べますし見つけることもできるでしょう。
問題は月給40万円を目標にしている人。
月40万円稼ぎたかったら、1日8時間労働×20日間と換算して時給2500円以上の求人を探す必要があります。
時給2500円以上の求人自体はありますが、専門知識が必要な職種が多いので誰でもできるわけではありません。
なので、月20~25万円くらいを派遣で稼いで、残りの15~20万円くらいを副業やダブルワークで稼いだ方が現実的です。
専門知識や経験がないのに高時給ばかり追い求めて派遣だけで生活しようと思っている人は、「思ったより稼げない」と感じて後悔してしまうことにも繋がるので注意が必要です。
損しないためのポイント
派遣にならず正社員で我慢していればよかったとならないためにも正社員から派遣社員に変える上で3つのポイントを抑えましょう。
- 派遣社員になる理由を明確にする
- 正社員の時と派遣社員とで待遇が違うことを知っておく
- 目標月収を決めて、時給の目安をあらかじめ逆算しておく
派遣社員になる理由を明確にする
まずは派遣社員になる理由を明確にすること。
ただふらっと「派遣でいいや」って感覚で仕事をするんじゃなくて、派遣で働く目的を決めて置いた方が続けやすいですし、モチベーションにも繋がります。
私の場合は、正社員の時は残業が多くて自分の時間を確保できなかったので、自分の時間を確保しやすい働き方をしたかったから。
自分の時間を確保できたことによって、ブログを始められて視野が広がったので今後はブログの複数運営を考えていて、残業なしで帰れる派遣の働き方を選んでいます。
大手企業で働きたいけど正社員だと働けないからあえて派遣社員を選んでいる人や、正社員で転職すると社風に合わなかった時に辞めにくいから始めは派遣で様子をみたいと思い紹介予定派遣をしているなど様々な理由で派遣社員という働き方を選んでいる人がいるので、自分の軸をブラさないためにも『どうして派遣社員になりたいのか』を考えてましょう。
ちなみに、職種によってどの派遣会社が向いているというのもあるので、探している職種に強い派遣会社を選ぶのもポイントです。
ジョブリンクは求人を探すだけでなく、どの分野に強い派遣会社なのかもパッと見てわかるのでお仕事探しに便利。
私はとりあえず聞いたことあるところに登録しましたが、派遣会社によって待遇が違うのでいろいろ比べたかったなと感じてしまいました。
正社員の時と派遣社員とで待遇が違うことを知っておく
派遣社員は派遣社員と違い昇給やボーナスがないので、正社員で収入を多くもらっている人ほど収入が減ったと感じるでしょう。
ですが、残業や煩わしい人間関係もないため、自分の時間を確保しやすくなります。
正社員の時にあったけど派遣社員になって減ってしまうもの、正社員の時はなかったけど派遣社員になって増えたもの。
双方にメリット・デメリットがあるので待遇の差を理解した上で行動しましょう。

目標月収を決めて、時給の目安をあらかじめ逆算しておく
派遣は月給制ではなく時給なので、自分の稼ぎたい金額と、時給いくらの仕事なら達成できるのか事前に確認してから仕事を探しましょう。
たまに手当たり次第で応募しようとする人がいますが、時給が低く目標月給を稼げないのに応募しても時間を無駄にしてしまうので、あらかじめ最低時給を自分の中で決めておくと仕事を探しやすくなります。
もし目標月収までの最低時給が高くて仕事が見つからなければ、探している求人の時給も下げて足りない分は副業やダブルワークなどで稼ぐようにするなど臨機応変に対応していきましょう。
まとめ
今回は、正社員から派遣社員のなって損しないためのポイントについて紹介しました。
正社員から派遣社員になって後悔する人の特徴は、派遣は楽だと思っている人や、派遣でも正社員と待遇が同じだと思っているなど、派遣としての働き方を理解していない方が多いです。
「我慢して正社員続けていればよかった」と思わないように、派遣で働く理由を明確にして賢く派遣という働き方を活用していきましょう。