巻いたり結んだりヘアアレンジをするのもおしゃれを楽しむ上でとても重要なことですよね。
ヘアスタイル一つで自分の印象は変わるので、相手からの見方も変わってきます。
でも女性なら1度は思ったことがあるでしょう、邪魔な短い毛の悩み!!!
ワックスである程度まとめて、ヘアスプレーで固めれば綺麗に保てますが、直接スプレーをかけるのはガチガチに固まりすぎて見た目もあまりおしゃれには見えない…
それに、スプレーが固まった上からブラシで梳かすと、スプレーが剥がれて見栄えも良くありません。
ガチガチに固まっている風には見えないけど、邪魔な短い毛を留めたいという時には、スプレーを吹きかけたコームで気になる部分を梳かすとナチュラルに留まってくれますよ。
今回は、コームとヘアスプレーを使ったナチュラルに邪魔な毛を留める方法を紹介していきます。

この方法は美容学校に通っていた時に教えてもらって、それからずっと活用しています。
短い髪を留めるときや、前髪の形をナチュラルにキープさせたいときにも使えますよ。
用意するものは2つだけ
必要なものは
- ヘアスプレー
- コーム
の2つのみです。
コームは大きめのものではなく、細いタイプのコームを準備してくださいね。
やり方
やり方は至ってシンプルで、コームの表面にスプレーを吹きかけ乾かないうちに梳かすだけ。
わかりやすいようにマットに置いていますが、空中でやってくださいね。
- コームの表面にスプレーを吹きかける
- 吹きかけた部分で留めたい方向に梳かす
- キープ力が足りなければ、数回同じことを繰り返す
この3ステップだけです。簡単にすぐできますよね。
POINT
簡単に思えていても、初めはヘタクソで落ち込んでいたので、いくつか気をつけた点も紹介していきますね。
スプレーを吹きかける量をケチらない
スプレーを吹きかける量ですが、少ないと全く髪が留まりません。
ケチケチした量で何回も何回もやることは、逆に形が崩れる原因になったり、固まったスプレーがポロポロ落ちてきて不潔に見えたりしてしまうので逆効果です。
1回にしっかりつけて、コームを入れる回数を減らした方が仕上がりがきれいに見えます。
スプレーをしたら”即”梳かす
スプレーをしたら即梳かす。表面をなでるようにすぐに梳かす。
ガチガチにスプレーで固めたことのある人はわかると思うんですけど、ヘアスプレーって形整える間もなくすぐに乾いて固まるんですよね。
なので、形を整える時はワックス使い、形をキープするためにヘアスプレーを使うような使い分けをしています。
コームに吹きかけたヘアスプレーも同じくすぐ固まるので、スプレーをしてから形を考えるのでは遅いんです。そのころにはパサパサになってます。
それくらいコームにスプレーを吹きかけた後にいかに早く髪を梳かすかが大事なので、髪を留めたい場所や形は事前に決めておきましょう。
また、スプレーは形をキープするために使用しているのですから、わざわざ内側までつける必要もありません。
スプレーを吹きかけたコームで梳かす際も、しっかり深く梳かそうとすると、事前に作った形も崩れてしまうので、浅めに表面を整えるように梳かしていくのもポイントです。
毛の流れに沿って梳かす
当たり前といえば当たり前ですが、毛の流れに沿って梳かすのも大切なポイント。
写真のように髪全体をまとめたときに使うと、できることは2つ。
- 産毛をまとめて上に留める
- サイドの産毛を垂らすように整える
産毛を上に留めたい場合は、スプレーしたコームをおでこの生え際から後ろにオールバックを作るように梳かすと形を整でながら留めることができます。
サイドの産毛を垂らすように整える場合は、サイドの結んでいない産毛を生え際から下に梳かしていくと垂らした産毛がキープできますね。
どちらも方向は違うけれど、毛の流れに沿った方向に梳かしているので、仕上がりはきれいになります。
ですが、サイドの結んでいる毛も下に垂らすとなると、毛の流れが違うので難しいですよね。
横から後ろに流れている毛を、無理やり下に方向転換するのだから、見栄えも悪くなってしまいます。
なので、毛の流れに沿って梳かすのは当たり前だけどとても重要なこと。
最後に
やり方自体はシンプルに3ステップで終了です。
ヘアスタイルが整ったら必ず行ってほしいこと。
それは、コームを洗うことです。
この方法はコームに直接スプレーをするので、だからこそ毛の表面がきれいに見えるというメリットがありますが、その反面コームが汚れるというデメリットもあります。
スプレーでコームがベトベトになるので、使い終わったら毎回水で洗い流すようにしてください。
まとめ《3ステップの簡単テクニック》
用意するものは、コームとヘアスプレーの2つだけ。
コームにスプレーをしたら、留めたい部分の毛の流れに沿ってすぐ梳かし、表面をきれいにしていく簡単3ステップのテクニックです。
使い終わったコームはベトベトなので、洗うのを忘れないようにしましょうね。
ポイントを抑えながら、ぜひ活用してみてください。