こんにちは、わぁちゃんです。
2021年3月、正社員から派遣に働き方を変えてから1年が経ちました。
正直、途中で「正社員で転職活動しようかな…」と思ったこともありますが、今の状況を見てみると正社員で転職活動をしなくてよかったと思っています。
今回は、1年間派遣事務をしてみて感じたことをお伝えしていきます。
派遣OLを1年間やってみてよかったこと
約1年前、正社員から派遣社員になり、周りからたくさん心配されましたが今は派遣に働き方を変えてよかったと思っています。
ワークライフバランスがしっかりしている
一番よかったのは、ワークライフバランスがしっかりしていることです。
前職が販売員ということもあり、いくらシフトで回っているといえどもお客様が多いときや、繁忙期はなかなか定時で帰れないんですよね。
1度残業OKしてしまうと、次回以降も残業をお願いされて結局定時に帰れなくなってしまっていたので、繁忙期など忙しいときでも自分で業務の調整ができたり融通の利く事務職に変えてよかったです。
人間関係が煩わしくない
販売員の時は、お客様の取り合いやスタッフ同士の人間関係など気を使うことが多かったですが、派遣事務に変えてからは、社内のメンバーが変わることが少ないので決まった人たちと会話をするだけでよくなりました。
また、営業事務など社員さんのサポート業務などをしながら社内ルールなどにも慣れていくことができるので、社員さんとの距離感も無理なく縮めることができました。
PCスキル・ビジネスマナーが身についた
派遣事務を始める前のPCスキルは入力ができる程度でしたが、業務の中では書類の作成やデータ入力なども行っているため、文書の書き方やショートカットキーの使用、Excelの関数入力など、PCスキルがつきました。
また、接客業では経験しなかった、他社様とのやり取りをすることもあるので、自然とビジネスマナーもわかるようになりました。

派遣OLを1年間やってみて悪かったこと
派遣は私にとって働きやすい働き方ではありますが、当然ながら全てがいいというわけではありません。
任される仕事が限られている
派遣の立ち位置的には正社員の方のサポートになるので、主に正社員で手の回らないことをお願いされて行います。
ちなみに、派遣社員には業務上の権限はないので頼まれていない業務を勝手に行うのはNG。
もし、自分の手が空いているので気遣って他の業務を行う場合、指揮命令者や派遣先の責任者の方に許可を取らなければなりません。
なので、自分の仕事のペースと作業量が異なっていなくて、手が空いてしまう時間がたまにありました。
給与が勤務日数に左右される
アルバイト・パートと同じく、派遣も時給制なので仕方がないんですが…
連休やカレンダー上日数が少ない月は、どうしても収入が減ってしまいます。
私はコロナの影響で出勤日数が減ることはなかったですが、体調不良などで欠勤になってもその分給与が減るので、体調管理には心がけています。
安易に意見が言えない
派遣先で何かあったとしても、まずは登録している派遣会社の担当者に相談し、その担当者から派遣先へ話してもらわなければなりません。
もし嫌なことがあったからと派遣先へ直接クレームを言ってしまったら、登録している派遣会社と派遣先企業のビジネス関係にキズができるかもしれないからです。
わかってはいても、「言いたい!」って時にすぐ言えないのは少し煩わしい気持ちになりますね。
生活面の変化
派遣の仕事上でのメリット・デメリットを伝えしましたが、派遣に変えたことによって私生活でも変化がありました。
貯金ができるようになった
少し恥ずかしい話なんですが、正社員時代は貯金が全くできなくてむしろマイナスだったんです。
正社員の時の月給は、手取り約18万でボーナスが約半月分×2回だったので、毎月のマイナス分をカードで切って、ボーナスが入ったら精算していました。
派遣になってからは、ボーナスはないですが手取りで平均23万円ほどもらえているので、月2~3万円は貯金に回せるようになりました。
自分の時間が増えた
前職の時は、10:30~21:00まで店舗にいて、22時過ぎに帰ってきて2時ごろ寝るというのを繰り返していたので、なかなか自分の時間を作ることができませんでした。
今は、定時出勤・定時退社ができるので、夜自分に使う時間が取れるようになり、こうしてブログを書いています。
仕事だけじゃなくて、仕事+自分の時間を取れるようになったことで、1日の充実感も違いますね。
自分の人生に興味を持った
ちょっと変な話、正社員として働くことは世間のいわば常識なんですよね。
だから、正社員で働いているときは「これが普通なんだからこれでいい。普通が一番いい」って思って、あまり自分がどうしたいっていうのを考えていなかったんです。
正社員として働くことこそ、一番の幸せだって思っていたので。
でも、常識のレールから外れ派遣社員として働いた結果、常識にとらわれていた時よりも生きやすいことを知って、「私はこれからどんなことをして、どんなふうに生きていきたいんだろう」と考えるようになりました。
派遣は本当にヤバイ働き方なのか
世間的には、「雇用が安定してなくて、将来が見えない」「派遣社員は責任感がないからすぐ辞める」などマイナスなイメージを持たれていますが、1年間派遣社員として働いて思ったことは、自分にとって働きやすい環境ならば世間からマイナスなイメージを持たれていてもいいんじゃないかということです。
もちろん、雇用や収入が安定していないことや、年齢によって求人数が少なくなることがあるなどの不安点はあるので、長い目で見て働き方を見つめなおすことは必要ですが、スキルを磨いて転職したり、足りないところを副業で補ったりと派遣で働いている期間にできることはあります。
何も考えずに楽そうだからと派遣を選ぶのはおすすめできませんが、目的をもって派遣で働くのは働きやすい環境だと思います。
まとめ
派遣を始める前はマイナスの意見をたくさん言われましたが、派遣OLを1年間経験してみて世間が言うほど悪くないと思ったのが正直なところです。
どちらかというと、私にとっては派遣の方が働きやすかったのでしばらく派遣OL×ブログ運営の2軸で頑張っていきたいと思います。