こんにちは、わぁちゃんです。
HSPの中には『本音を話そうとするとなぜか涙が止まらなくなってしまう』という方も多いのではないでしょうか。
私も小学生の時に親と真面目な話をしようとすると涙が溢れてしまい、なかなか話ができなかったという経験があります。
それから十数年も経ちましたが、今でも本音を話そうとするとなぜか涙が出てきてしまい不思議に思うことが多いのですが、共感性が高く感情移入しやすいHSPだからこそ過去の自分の経験や今考えていることに深く共感して感情が高ぶっているのかなと感じました。
今回は、HSPが本音を言おうとするとなぜ涙が止まらなくなるのか、私の経験も踏まえてまとめていきたいと思います。
- 本音を言おうとすると涙が出るのはなぜ
- 【体験談】本音を伝えながら涙してしまった出来事
- 本音を伝えても涙が出ないようにするためには
本音を言おうとすると涙が出る理由
HSPの中には本音を言おうとすると涙が出るという方がいますが、私もその経験をしたことのあるうちの1人です。
そもそも、『○○したい』『自分は○○と感じている』のように、自分に本音が生じるのって何かしらのきっかけがあるものだと思います。
そのきっかけは過去の苦い経験や周囲で行っている人に影響されたなど様々ですが、自分の人生を変えることの1つなのでとても印象深いものでしょう。
ですが、本音を伝えたいと思うと同時に『相手に共感してもらえるかわからない』と不安になってしまいます。
HSPは5人に1人いると言われているけれど、普段生活していてHSPだという方にあったことがありません。
なので数字で見ると多く感じますが、実際の生活圏内で見ると少なく理解してもらえないことが多いです。
そんな経験をしてきたHSPにとって『本音を伝えることでどう思われるのか』というのが不安材料になってしまい、本音を話すうちに自分がそう考えるようになったきっかけを思い出して、つい感情が高ぶって自然に涙が出てしまう。
共感性が高く感情移入しやすいHSPだからこそ起こりやすいことだと思います。
【体験談】本音を伝えながら涙してしまった出来事
わたしも本音を伝えると自然に涙が出てしまう経験をしているうちの1人です。
初めて本音を話すと涙が止まらないと感じたのは小学生の時。
当時軽いいじめにあっていて、そのことを他校の友人に手紙で相談していたところ親にバレて話し合いをしました。
また、つい最近だとコスメレビューを中心としたSNSを更新していたのですが、そのSNSをきっかけにとあるYouTubeの撮影に呼ばれたことがあります。
コスメレビューをしだしたきっかけについて話していたところ、話しながら涙してしまい途中で撮影がストップ。
悲しいことなんてなかったけど、コスメや美容に興味を持った当時のことを思い出し、あの時一歩踏み出していなかったらきっと後悔していたのかなとか、同じ悩みを持っている人がいたら役に立ちたいなとか、いろいろな感情が駆け巡って気づいたら涙を流していました。
SNSの更新は毎日続けていくのにお金がかかりすぎて今は辞めてしまい、撮影していただいたYouTubeも撮影して頂いたメディアさんの方向性が変わったことで日の目を浴びることはなかったですが自己理解を深めるうえでもいい経験になりました。
本音を伝えても涙が出ないようにするためには
本音を話しながら涙を流すのを辞めたいと思う方は多いと思いますが、涙は生理現象なので正直難しいと思います。
ですが、止めるのは難しくても自分でコントロールできたら嬉しいですよね。
私もそう思ったのでどうしたら泣かないでちゃんと話ができるかなと思ったんですが、受け答えや話の内容などをある程度予測して事前に備えておけば、過去を思い出して感情移することも抑えることができるので以前より感情的にならず話せるようになりました。
実際に私が試してみたのが、正社員を辞めて派遣社員になるとき。
世間的に見たら理解しにくい行動だと思いますが、正社員で悩んできたことやこれからやっていきたいことを理由に上司と面談して退職を決めました。
その時も、実は話しながらうるっときてしまったんです。
でも退職の話をする前に「退職理由とこれからどうするか」については、引き留めるためにも絶対に聞かれる内容だし、一番私の感情がオープンになるところだから練習しておこうと思い受け答えを前もって作っておきました。
結果うるっとはしてしまいましたが、うるっとしても涙は最後まで流さずに面談を終わらせることができました。
自分の感情の高まり以外にも、予想もしてなかった言葉や、今まで共感が得られなかったことに共感を得るとついうるっとしてしまうので、前もって備えておくと冷静でいられます。
まとめ
今回は、HSPは本音で話そうとすると涙が出てしまうという内容についてまとめてみました。
共感性が高く感情移入しやすいHSPだからこそ、感情が高ぶって涙が出てしまうんだと思いますが、涙を流すことは悪いことではありません。
ですが、面接など大切な場面でも涙してしまうと不思議に思われることもあるので、大切な場面の前は話す内容を事前に予測・整理して感情をコントロールできるよう準備していきましょう。