こんにちは、わぁちゃんです。
HSP気質のある私ですが、実は気分が落ち込みすぎて体調不良を起こしたため診療内科にかかったことがあるんです。
HSPは病気じゃないのでそもそも治療など行う必要はありませんが、うつ病などの病気にもなりやすいと言われているので、「私も自分がうつ病になっちゃったのかな?」と思って緊張しつつも診療内科へ行ってみたんですよね。
そしたらびっくり。
「あなたうつ病じゃないからもう来なくていいですよ。心配なら何日分か薬出しますから」って言われて、心療内科ってこの対応が普通なの?と少し疑問を抱いてしまいました。
病気じゃないことに安心したが、精神的に不安定になっても「またあなたが来るところではないって言われたらどうしよう」と考えてしまい病院にいけなくなったので「またHSPあるあるのネガティブ期間きた。今回のきっかけは何だ?」と自己解決しでコントロールしながらなんとか生きてます。
今回はHSPで心療内科を受診したことでの失敗談を紹介していきます。
- HSPには定期的にすごくネガティブな期間がある
- 初めての心療内科でびっくりした話
- HSPは病気ではないので自分でどう一緒に付き合っていくかが大切
- いつもと違うと思ったら、病院を受診してみよう
HSPには定期的にすごくネガティブになる時期がある
HSPは人よりも繊細な人を指す言葉ですが、人より繊細で刺激に敏感なので私生活でも人一倍疲れます。
疲れやすいくせに周囲のことも敏感なので、「ちょっとしんどいけど、周りに迷惑かけられないし頑張ろう!」と頑張りすぎいちゃう。
我慢が積み重なって自分の中のストレスの量が限界を超えてしまうと「私なんて…」「何やってもうまくいかない…」とネガティブモードに突入してしまいます。
「嫌なことを言われてショックだな。」とか、「今日仕事でミスしちゃったな」っていうの引きずってしまうネガティブモードはよくあるので自分でもわかりますが、今まで我慢してきたことの積み重ねが一気に爆発して超ネガティブモードになると自分でもどうしていいかわからなくなっちゃうんですよね。

初めての心療内科でびっくりした話
HSPでネガティブになっていた時に、いつも以上に落ち込み体調不良も起きたので心療内科へ行ってみたことがあります。
初めての心療内科で緊張していたんですが、心療内科って想像していた場所よりも冷たいところなんだなっていうのが一番の印象で、落ち込んでいるときに行きたくないと感じてしまいました。
今思うと先生がいちいち患者に感情移入していたら適切な診断ができないので仕方ないと考えられますが、なかなか感情と考えが一致しないですね。
当時脱毛サロンで働いていたんですが、労働環境がよくないのと毎日長時間お客様と関わることで刺激を受けすぎていっぱいいっぱいになってしまったことがありました。
- 自信が持てない
- 眠れない
- 疲れやすい
- 急に泣きたくなる
- やる気が起きない
- 気分が落ち込む
- 腹痛と吐き気がある
こんな症状が出ていたので、まずは腹痛と吐き気があるから消化器内科へ行ったところ「ここじゃなくて心療内科にいけ」と言われたんですね。
でもそこでふと思うわけですよ。
「あれ?HSPってそもそも病気じゃないから治療しに行く必要ないよね?心療内科すすめられたってことはうつ病になっちゃったのかな?」って。
なので、ネットで調べて心療内科が出しているうつ病のセルフチェックをしてみたんですね。
結果がうつ病の可能性ありだったので、今より楽になるなら病院行った方がいいよなって思って心療内科の予約を取りました。
受診は問診がメインだったので今ある症状と消化器内科での出来事、うつ病のセルフチェックのことを全て伝えました。
問診を終えた先生が一言「あなたうつ病じゃないからもう来なくていいよ。心配なら薬何日分か出すけどどうする?」って。
私のイメージしていた心療内科って、診断を下すけど今出ている症状のことをもっと説明してくれて、薬や治療なども必要なことを進めてくれるもっと親身なイメージがあったの。
だからもし病気じゃなくても、「うつ病の症状ではないので大丈夫ですよ」くらいのやさしさがあるのかなって勝手に期待していたんですよね。
でも、すごく淡々としているんだなと思って逆にそれがトラウマになりました。
病気じゃないってわかったのは嬉しいですが、もしまた同じ症状が出て病院に行っても「「病気じゃないから来なくていいですよ」って言われたらどうしよう…。」っていう気持ちが大きくなってしまって、行かなきゃよかったなと後悔しました。
ちなみに、その後5~6日くらいネガティブな時期が続いていましたが、翌週にはいつも通り過ごせるようになったので無理せずゆっくり休んだことがよかったみたいです。
HSPは病気ではないのでどう一緒に付き合っていくかが大切
HSPは気質であり病気ではないので治療する必要がないです。
でも、HSPの特徴と言われているDOES(ダズ)にもある通り、感受性が豊かで刺激を受けやすく情報を深く考えるので、人があまり気にしていないことも気になって無理してしまいストレスをため込んだ結果、メンタルが安定しないことも。
- D:Depth of processing(情報の深さ)
例)さっき社交辞令を言われたけど、その社交辞令はどんな意味で言ったんだろう?
→普通の人なら、社交辞令だなと感じて終わる。
- O:Overstimulated(刺激を受けやすい)
例)髪を切ったけど、前の髪型のほうがいいって言われたしどうしよう… この髪型でよく見せるにはどうしたらいいのかな…
→普通の人なら、前の方がいいって言われても「なら頑張ってまた伸ばしますね」って適当に流せる。
- E:Emotional reactivity and high Empathy(感情的反応性・共感力が高い)
例)AさんBさんに怒られてる。なんであんなに怒ってるの?大丈夫かな?あとでAさんに声かけてみよう。
→Bさんなんか怒ってるなー。とばっちりくらわないようにしよう。って外野は黙っているスタイル。
- S:Sensitivity to subtleties(些細な刺激に対する感受性)
例)寝たいのに冷蔵庫の音が気になるな。今日の電話に音、いつもより大きいな。
→いつもより音大きめだけど、まぁいっか。って流せる。
同じものごとでも、HSPの方がものごとを深読みしてしまう傾向があり、些細なことも気になってしまいます。
自分のことだけでなく周りのことも気にするので、自分を後回しにしがち。
我慢して我慢して、結果自分がパンクしてしまうので、こんな時自分はこう感じる。こんなことは苦手だけどこのくらいなら大丈夫など、自分のことをどんどん知ってHSPとうまく付き合っていきましょう。
いつもと違うと思ったら、病院を受診してみよう
心療内科に行ってみてHSPのネガティブな時期は治療ではなく自分で付き合っていくのが一番の近道だとわかりましたが、一人で頑張ることが必ずいいとは限りません。
私はうつ病疑惑で心療内科を受診した結果うつ病ではないと診断されましたが、HSPは非HSPに比べてうつ病などの病気を発症しやすいと言われています。
いつものネガティブな時期に起こる症状と違うなと思ったら、病院を受診しましょう。
特に問題なければいいですが、もし病気を発症していたとしても早めに受診することで治療も早く始められます。
まとめ
今回は心療内科へ行って後悔した話についてまとめました。
- HSPは定期的に落ち込む時期がある
- うつ病に症状が似てるけど、うつ病ではなかった
- HSPのネガティブな時期に心療内科に行っても意味がなかった
- 自分の考えや感じ方を知って、HSPとうまく付き合っていくのが大切
- いつもと違う症状があったら病院を受診しよう
HSPは病気ではなく素敵な気質なので、もっと自分について知ってうまく付き合っていきましょう。