HSPが理解されにくい理由とメンタルを保つ3つの考え方

HSPが理解されにくい理由と落ち込まないための考え方
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HSPを人に理解してもらえなくてしんどい…

数年前から認知されはじめたHSP(ハイリ―・センシティブ・パーソン)

人より繊細で敏感な人を示す「HSP」は有名人がHSP気質があると発言したり、『繊細さんの本』をきっかけに知ったり、自分自身がHSPであることに気づいた方も多いと思います。

他の人が気にしない些細なことでも気にしてしまうことで、周囲に理解されないと感じることもありますが、理解されないからと落ち込む必要はありません。

もし、気にしないようにしていても気にしてしまうようでしたら、落ち込まないための考え方についてもまとめているので、参考にしてみてください。

今回は、HSPが理解されにくい理由とメンタルを保つコツについてまとめていきます。

目次

HSPが理解されにくいのはなぜ?

HSPは人口の約20%(5人に1人)と言われているので、逆に言えば残りの約80%は非HSP。

多数派の非HSPと少数派のHSPでは理解されにくいのはもちろん、同じHSP同士でも感じ方が違うので全てを理解するのは難しいです。

HSPの気質は人より敏感に感じることとDOES(ダズ)という特徴があるとされています。

ちなみにHSP提唱者のアーロン博士によると、HSPにある特徴のDOES(ダズ)はこの4つ。

  • 処理の深さ(Depth of processing)
  • 刺激を受けやすい(Overstimulated)
  • 共感力が高く感情移入しやすい(Emotional reactivity and high Empathy)
  • 些細な刺激に敏感(Sensitivity to Subtle stimuli)

参考元:Wikipedia

HSPは人より敏感だけど非HSPにも敏感な人はいますし、HSPは共感力が高く感情移入しやすいけど非HSPにも感情移入しやすい人はいます。

そう考えると、非HSPからするとなかなか理解しにくいのかもしれません。

実際わたしが友人に打ち明けた時も、「みんな傷つくことはあるし、しんどくなることもあるよ?それがHSPだったらみんなHSPってことになるよね?」と言われました。

ずっと生きづらさに対して悩んできた側からすると「生きづらさを感じていた原因がわかってよかった」と思います。

ですが、HSPという言葉が認知されていても、HSPは病気じゃなく気質なので誰かに共感を得るよりも自分でうまく付き合っていくことが大切だと感じました。

理解されなくても落ち込まないための考え方

自分の中で「生きづらさ」の悩みが解消されたから勇気を出して伝えたのに、相手に理解されなかったら悲しいですよね。

悲しい気持ちを引きずってメンタルを病んでしまっては、せっかく悩みが解消したのにもったいないので、HSPに対する向き合い方を改めることも必要です。

HSPを理解してもらえなくて落ち込まないために、普段から3つのことを意識するようにしています。

  • 理解されにくいということを日頃から意識しておく
  • HSP前提の生活はしない
  • 落ち込みそうな時は、他に意識を向けてみる

それぞれどんなことに気をつけているか詳しく説明しますね。

理解されにくいと日頃から意識しておく

日ごろから自分の気質を理解してくれる人は少ないと意識するようにしています。

非HSPの人と一緒にいる時に「え?今のどこでそう感じたの?」と言われることが多いんですが、HSPからしてみると音とか表情とか気になることがたくさんあるんですよね。

でも全てのHSPが同じ感じ方をするわけではありません。

HSP同士でいるときも非HSPさんといるときも、自分のことを理解してもらおうとは思わず自分は自分、相手は相手の感性があると個性を尊重するようにしています。

初めから相手も自分と同じ考えをしていると思っていると、理解してもらえないことで自分自身もネガティブな感情になってしまいます。

初めから理解されるとは思わず、相手は相手、自分は自分という考え方を持って必要以上に期待しないようにすることで、もし理解してくれた時の喜びも大きくなります。

HSP中心の生活をしない

HSP気質がわかるとやってしまいがちなのが、HSP中心の生活。

繊細で大人数でいることが苦手だから、急に飲み会に行かなくなったり、あえて1人でいるようにしたり。

HSPだからと言って行動を自ら制限する必要はありません。

しんどいと思ったら途中で抜ければいいし、1人でいたいと思ったら1人行動をして友達や恋人といたいと思ったら一緒に行動すればいいんです。

HSPを生活の中心に置くと自分の価値観がわからなくなってしまうので、自分の感情に従って行動するのが一番です。

落ち込みそうなときは他に意識を向けてみる

HSP気質とうまく付き合っているようでも、時には落ち込んでしまうこともあります。

落ち込むと長引いてしまいがちなので、早く復活するために他のことに意識を向けるようにしています。

家の掃除や散歩、旅行や趣味を楽しみのもいいですね。

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他にもおすすめな気分転換方法をこの記事でまとめているので、参考にしてください。

まとめ

今回はHSPが理解されにくい理由と落ち込まないための考え方についてまとめました。

HSPはHSP同士でもまったく同じ感じ方をするわけではので、人から理解されにくいです。

誰かと比べたり認めてもらおうとせず、自分で気分の変化をうまくコントロールすると少し楽に感じますよ。

HSPが理解されにくい理由と落ち込まないための考え方

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