こんにちは、わぁちゃんです。
数年前から世間でも認知されはじめたHSP(ハイリ―・センシティブ・パーソン)。
HSPは人より繊細で敏感な人を示す言葉で、有名人もHSP気質があると発言したり、『繊細さんの本』をきっかけにHSPという言葉や、自分自身がHSPであることに気づいた方も多いと思います。
わたしは25歳の時に幼い頃から感じていた生きづらさはHSPが原因だったと気づき、友人に伝えたことがあります。
理解してもらえず悲しい思いをしたことから、HSPは病気ではなく気質なので周りから理解されにくいと初めて知りました。
今回は、HSPが理解されなかった時の自分のメンタルを保つコツについて私が試したことをお伝えしていきます。
- HSPが理解されない理由
- 理解してもらえない時にメンタルを保つ考え方
HSPが理解されにくいのはなぜ?
HSPは人口の約20%(5人に1人)だと言われていますが、逆に言えば残りの人口は非HSPということになりますよね。
日本だと多数派の意見が尊重されやすい傾向があるので、少数派は理解されにくいのだと思います。
また、HSPという気質は人より敏感に感じることとDOES(ダズ)という特徴があるとされていますが、病気ではなく程度は違うけど非HSPでも感じることなので軽視されやすいのかなと。
ちなみにHSP提唱者のアーロン博士によると、HSPにある特徴のDOES(ダズ)はこの4つらしいです。
- 処理の深さ(Depth of processing)
- 刺激を受けやすい(Overstimulated)
- 共感力が高く感情移入しやすい(Emotional reactivity and high Empathy)
- 些細な刺激に敏感(Sensitivity to Subtle stimuli)
HSPは人より敏感だけど非HSPにも敏感な人はいるだろうし、HSPは共感力が高く感情移入しやすいけど非HSPにも感情移入しやすい人はいるだろうし。
そう考えると、非HSPからするとなかなか理解しにくいのかもしれませんね。
実際わたしが友人に打ち明けた時も、「みんな傷つくこともあるし、しんどくなることもあるよ?それがHSPだったらみんなHSPってことになるよね?」と言われました。
ずっと生きづらさに対して悩んできた側からするとその原因がわかってよかったと思っていますが、HSPという言葉が認知されていても、HSPは病気じゃなく気質なので誰かに共感を得るよりも自分でうまく付き合っていかなきゃいけないものだと改めて感じますね。
理解されないときにメンタルを保つ考え方
せっかく勇気を出してHSPであることを告白したのに、相手に理解してもらえなかったら悲しいですよね。
悲しい気持ちを引きずってしまい、メンタルが病んでしまうこともあるので自分のメンタルを保てるようにこのような考え方をしています。
理解されないということを日頃から意識しておく
まず日ごろから自分の気質を理解してくれる人は少ないと意識するようにしています。
非HSPの人と一緒にいる時に「え?今のどこでそう感じたの?」と言われることが多いんですけど、HSPからしてみると、音とか表情とか、反応しちゃうことがたくさんあるんですよね。
でもHSPがみんな同じ感じ方をするわけではないので、必ず同じところで反応するというわけではありません。
なので、HSP同士でいるときも非HSPさんといるときも、自分のことを理解してもらおうとは思わず自分は自分、相手は相手の感性があると個性を尊重するようにしています。
初めから相手も自分と同じ考えをしていると思っていると、理解してもらえないことで自分自身もさらにネガティブになってしまうので、初めから理解されるとは思わず、相手は相手、自分は自分という考え方を持って必要以上に期待しないようにすることで、もし理解してくれた時の喜びも大きくなるのでポジティブにもなれます。
思いっきり感情に任せてみる
理解してもらえないと悲しく思いますよね。
泣きたくなる方もいると思うし、暴飲暴食したくなる方もいるかもしれません。
その時は思いっきり泣くでも、暴飲暴食するでも、誰とも会わず1日中引きこもるでも、やりたいと思ったことをしてみてください。
傷ついた時って自分に強いストレスがかかってしまっているので、ストレスを開放してあげたほうが気持ちが楽になります。
他に意識を向けてみる
落ち込んだ気持ちをずっと引きずったままでなかなか抜け出せないので、家の掃除をしたり、近場まで旅行に行くなど、他のことに意識を向けることもおすすめです。
HSPは深く考えすぎてしまってなかなか前に進めないことが多いので、他のことに意識を向けてみると冷静になれていいかもしれません。
さくらトラベル だと航空券が安く探せるので、急な旅行にもおすすめです。

まとめ
HSPはHSP同士でもまったく同じ感じ方をするわけじゃないので、人からも理解されにくい気質です。
誰かと比べたり認めてもらおうとせず、自分で気分の変化をうまくコントロールできるようになると少し過ごしやすくなりますよ。