【HSPの働き方】脱毛サロンのエステティシャンはHSPに向いている?

こんにちは、わぁちゃんです。

人の変化にも敏感なHSPは、人に寄り添う仕事が向いているとよく聞きます。

エステティシャンも人に寄り添う仕事の1つとしてよく例に挙げられますが、脱毛サロンのエステティシャンとして勤務していた経験から言うと、正直脱毛サロンのエステティシャンはHSPにはキツイと感じました。

 

キツくてもHSP気質が活かせることもあったので一概に向いてないとは言えないですけど。

それにワークライフバランスのとれた脱毛サロンなら逆にHSPに向いていると思います。

 

今回は、HSPに脱毛サロンのエステティシャンが向いているか経験をもとにまとめていきます。

 

 

 

  • 脱毛サロンのエステティシャンでキツかったこと
  • 脱毛サロンのエステティシャンでHSPを活かせるところ
  • 脱毛サロンのエステティシャンに向いている人

 

 

 

 

 

 

目次

脱毛サロンのエステティシャンでキツかったこと

 

 

HSPは相手の感情にも敏感なので、お客様と1対1で施術をするエステティシャンは確かにHSPの特徴を活かせる仕事でもあります。

 

ですが、実際に勤務してみると脱毛サロンの業務は思っていたよりもハードで非HSPの人でもキツそうだったので、気疲れと体力疲れをより感じてしまうHSPにとって長期的に働くのはキツイと感じました。

 

 

 

 

  • 勤務時間が長い(=人といる時間が長い)
  • 女性の職場なので人間関係が大変
  • 時間で区切られているので事務的になりやすい
  • クレームが多い
  • 店舗によってはノルマがある

 

 

 

 

 

 

勤務時間が長い(=人といる時間が長い)

 

求人情報を見てみると脱毛サロンの求人が毎回載っているように感じたことはありませんか?
実際私が働いていた脱毛サロンでも、店舗配属になって3ヶ月以内に辞める人が多く、離職率が高かったので人の出入りが多い職場だと感じました。

入ってもすぐ辞めてしまう人がいるので、人手不足で業務量や勤務時間も増えてしまい体力的にもキツかったです。

 

 

また、脱毛サロンスタッフの主な仕事は脱毛施術でお客様1人に対してスタッフ1人で対応するのが基本ですが、休む暇なく次の予約のお客様がやってくるので1人になる時間がありません。

HSPは感情や刺激に対して整理する1人の時間が必要なので、1人の時間が取れずずっと人と一緒にいなければならない環境だとしんどく感じてしまいます。

 

 

 

女性の職場なので人間関係が大変

 

私が働いていたのは、女性専用の脱毛サロンだったのでスタッフもお客様も女性のみでした。
女性の職場あるあるですが、いざこざが多いんですよね。

女性しかいないからこそ話せる話もありますが、女性しかいないからこそめんどくさい人間関係が発生してしまうことも多かったので、職場の人間関係やお客様との接し方にはとても気を使いました。

 

 

 

時間で区切られているので事務的になりやすくいっぱいいっぱい

 

脱毛サロンへ通ったことのある方にはわかると思いますが、脱毛施術の予約を取るときは30分や2時間などお手入れの内容によって予約時間や予約枠が決まってます。

脱毛サロンスタッフも予約状況をもとに業務を進めていくので時間の区切りがスタートとゴールの目安です。

 

ですが、同じ2時間の全身コースで枠を取ったとしても自己処理をきれいにしてくださった方と自己処理を一切せずすべて脱毛サロン任せの方だったら、きれいに自己処理をしてくださった方のほうがスムーズにお手入れが進みますよね。

 

スムーズに進むとお客様への気遣いやコミュニケーションも余裕をもってできますが、お手入れに入った瞬間から躓いてしまうと施術を時間内に終わらせることに集中してしまいコミュニケーションを取ったり気遣いがおろそかになってしまいます。

 

 

HSPは施術を丁寧に行うのはもちろん、コミュニケーションを取ったり気遣いも心がけたいので事務的な施術にならないよう頑張りますが、いっぱいいっぱいになってしまい自分がパンクしてしまうので時間配分を事前に考えておくなど準備が必要です。

 

 

クレームが多い

 

脱毛サロンは小さなクレームが多いです。
例えば、施術中寒いからもっと室温をもっと高くしろだとか、体調不良で薬を飲んでいるけどせっかく来たからやってほしいとか。

特に多いのは、毛が抜けない、効果がわからないという脱毛の効果に対してのクレーム。
お金を払って通っているのだから効果が気になるのはわかりますが、毛周期の関係ですべて一気に抜けるわけではないですし、エステ脱毛は医療脱毛より時間がかかるのでその違いを再度伝えつつお客様に寄り添う必要があります。

クレーム対応自体気を遣うのに、1つ1つ再度お伝えしながら不安を取り除いていく必要があるので繰り返し対応していくうちにしんどくなってしまいました。

 

 

店舗によってはノルマがある

 

私の働いていた店舗は、施術に対してのノルマと物販のノルマがありました。

施術に対してのノルマは単純で、たくさんお手入れに入ればいいだけの話ですが、誰がどこに入るかは店舗の役職者が決めていたので勝手に入れられることで自分のペースを崩されてしまいプレッシャーを感じました。

物販のノルマも店舗によっては上司からの圧力があるので、プレッシャーを感じます。

 

 

 

脱毛サロンのエステティシャンでHSPを活かせるところ

 

脱毛サロンでの仕事は1年半くらいで辞めてしまいましたが、HSPの気質を活かせると感じることも多々ありました。

 

 

 

 

わぁちゃん
やっぱりHSP気質を活かせる仕事だと、やりがいも感じて大変ながらも楽しく仕事ができますね。

 

 

 

 

 

  • 細かいことに気づいてカルテが書けるので、次回担当になる方への引継ぎがスムーズ
  • お客様に寄り添った接客を心がけているのでくせのあるお客様にも好感を持たれやすい
  • 相手の気持ちを考えるので新人教育でも活躍できる

 

 

 

 

 

細かいことに気づいてカルテが書けるので、次回担当になる方への引継ぎがスムーズ

 

脱毛サロンに通った人はわかると思いますが、毎回担当してくれるスタッフが違いませんか?

私が働いていた脱毛サロンも、お客様からの指名制ではなく毎回違うスタッフがお手入れに入っていたので、引継ぎのためにもカルテを記入して次回担当するスタッフにスムーズに引き継げるようにしていました。

 

HSPは相手の感情や変化にも敏感なので、寒がりなお客様だったから事前に毛布を準備しておくようにカルテに一言添えたりと、小さなことでも気づくことができます。

 

お客様にも毎回スタッフが変わるたびに「寒いから毛布ください」っていうのは嫌だなと感じさせてしまうかもしれないので、小さなことでも気遣いができるHSP気質を活かせる場面でもありました。

 

 

 

お客様に寄り添った接客を心がけているのでくせのあるお客様にも好感を持たれやすい

 

以前クレームを受けたお客様や、少し神経質なお客様の担当を誰がするのかは慎重に決められていましたが、HSP気質は少し癖のある人にも好感をもたれやすいと感じました。

というのも、HSPは事前準備をしっかりして、今ある情報をしっかり読み込んでから挑むのである程度相手がどんな様子で何を望んでいるのかを理解して相手に寄り添うことができるんですよね。

 

一度クレームがあったお客様にはクレーム内容と同じミスをしないように気をつけるのはもちろん、それに近いことも事前に避けることで好感をもってくれます。

例えば、「お手入れ中寒くてつらい」というお客様に対して、他のお客様と同じお手入れをしても全然わかってもらえないとガッカリさせてしまうので、「お手入れ中寒くてつらかったと伺ったので毛布準備しています。寒くなったらおっしゃってくださいね」と一言添えるとか。

 

 

HSPが当たり前のようにやってしまう気遣いも実は当たり前にできないことなので、相手のことを敏感に感じるHSPだからこそできる接客だと思います。

 

 

 

相手の気持ちを考えるので新人教育でも活躍できる

 

脱毛サロンで勤務したのは1年半という短い期間だけでしたが、1年半の中でも2回新人教育を担当する機会がありました。

自分自身も新人の時は慣れない仕事と慣れない人間関係で大変だと感じていましたが、それはこれから入ってくる新人も同じです。

そんな環境の中、同期もいない店舗で業務ばかり厳しく教えられても頑張ろうという意欲は湧きにくいですよね。

脱毛サロンの新人教育だと担当と新人が2人ペアで一緒に行動していく感じだったので、近くで見て教える立場だからこそ内面のケアもしなければなりません。

今少ししんどそうだな、この仕事は苦手なんだなと雰囲気や態度で何となくわかるのもHSPの強みなので、内面のケアと業務の両方をしなければいけない教育担当はHSP気質を活かせる仕事だと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

こんな人におすすめ

 

脱毛サロンのエステティシャンの大変さとHSPを活かせる場面についてまとめましたが、美容が好きで人をきれいにするお手伝いがしたいと思っている人にはおすすめの仕事です。

 

  • 脱毛に興味がある
  • 美容が好きで、きれいになるお手伝いをしたい人
  • 自分の肌もきれいにしたい人
  • 重労働や長時間の勤務が苦にならない人
  • テキパキと動ける人

 

 

時間で区切られているからこそテキパキ動かないと業務が滞ってしまうので、脱毛サロンスタッフはサバサバした女性が多かったです。

脱毛の練習も兼ねて自分の肌の脱毛もできたので、きれいになるお手伝いをしつつ自分もきれいになりたいという人にはおすすめ。

自分が脱毛したいという気持ちが大きいと思ってたより自分が脱毛する時間がとれず就職失敗したと感じてしまうので、自分が脱毛したい人は家庭用脱毛器や脱毛サロンへ通った方が自分のペースでできますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

今回は、HSPに脱毛サロンのエステティシャンが向いているのか、体験談を交えてまとめてみました。

脱毛サロンの業務や環境はHSPにとってきつく感じましたが、HSP気質を活かせることもあったので一概に向いてないとは思えませんでした。

私は体力的な限界があったので辞めてしまいましたがやりがいもあり、HSP気質も活かせたので働いてみて良かったと思っています。

HSP気質で脱毛サロンへの就職を考えている人はぜひ、参考にしてみてください。

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